住宅ローンの低金利が続いていますが、
興味深い記事が掲載されていました。
『住宅ローン、変動型が過去最高56% 低金利続く見方』
-日経新聞 7月3日20時配信電子版-
変動型の金利タイプを選ぶ方が過去最高だったという記事です。
こんにちは
すまいのお金・鹿児島相談室の
関野です。
今回のこの記事を見たとき正直ビックリしました。
なぜなら、
変動金利を選ぶということは、
いつの日か金利が上昇したときは
返済額が確実に増えるからです。
目先の返済金額で変動型を
選んでいる方や、返済能力
ギリギリで借りている方などは
確実に返済が難しくなると思います。
借りる段階で、金利が上昇した場合に
備え準備をしているならまだしも、
ほとんどの場合そのようなことは
行っていないのが実情だからです。
それを裏付ける数字も記事の中に記載されていました。
住宅金融支援機構の調査によると
金利が上がった場合の対応が
「見当がつかない、わからない」と
回答した方の割合が
変動型を借りている人の
約20%(正確には19.9%)と
2017年度上半期の調査時より
”4ポイント”も上昇しているということです。
今後の金利動向は予測はできませんが
住宅ローンは長い期間の返済なので、
仮に金利が上がった場合でも
確実に返済できるのかを
あらかじめ検討し、自分に最適な
金利タイプは”どっちなのかを
慎重に選ぶ必要があります。
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これ、とても大切なことです。