7月のフラット35金利は先月より若干下がったようですね!
しばらくは上がったり下がったりの繰り返しになりそうな気がします。
先日、某銀行のローン担当者とお話しする機会がありました。その銀行さんでは10年固定の住宅ローンを選ぶ方が非常に多いとのことでした。何故?
こんにちは。ファイナンシャルプランナー白井です。皆さん以下の3種類のお弁当がありましたらどのお弁当を選びますか?
・松弁当:480円
・竹弁当:980円
・梅弁当:1,980円
半分以上の方が竹弁当を選ぶのではないでしょうか!決められない時にあえて中間の物を選ばせるのは飲食店ではよくある戦略の一つです。
同じようにあなたが住宅ローンを選ぶ時にも下記の3つの選択肢できっと悩むことになります。
・変動金利
・10年固定金利
・完全固定金利
例えば上記の全てのローンを取り扱っている“みずほ銀行”さんの住宅ローンの金利を見てみると、順番に
・0.525%
・0.700%
・1.305%
といった感じです。
10年固定金利は変動金利より高く、完全固定金利より低いちょっと中途半端な感じになります。
私がベストな住宅ローンとして10年固定金利をご案内するケースはそんなに多くありません。
例えば住宅ローン控除を最大の10年受けた後は全額繰上返済するような方など。(お医者さんや会社の社長さんが多いでしょうか)
10年後に再度、固定金利選択型を選んでも優遇金利幅が縮小したり、変動金利を選択すると優遇金利が全く無くなるなど注意を要します。(※金融機関により違います)
なんとなく選べなくて、中間にあるという理由だけで、10年固定金利を選択してはいけません。